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2012/10/18 世界遺産 屋久島の旅 - day4 縄文杉

GIMG_3589.jpg

帰りの日を除けば最終日、未明3時半に目覚めて縄文杉を見にいきました。
昨日の晴天がウソのようにな大雨。 目覚めてすぐ、レインウェアを着て4時半のバスへ。
ここから10時間の長い旅の始まりです。



バスに揺られて1時間、そこから再び別のバスに乗り換えて30分ほど。

6時頃 荒川登山口。 雨が降っているからなのか、この時間帯でも真夜中のように真っ暗でした。
自分達と同様、登山者は登山口で準備運動をしたり朝食を取ったり、
大型バス1台、2台分くらいの人数でしょうか。

10時間もかかるしさっさと進もう! ということで早速トロッコ道へ。

GIMG_3454.jpg

トロッコ道…序盤は歩くための板がないために歩幅が安定せず、やはり歩くのは大変でした。
周りも真っ暗ながら、流石に7時近くなると空も白みはじめ、ようやく景色も楽しめるように…
と思ったのですが、トロッコ道、結構ずーっと同じような道が延々と続くので
写真を撮るのもほどほどに、結局サクサクと進んでいってしまいました。

トロッコ道、なかには手すりもないような細い橋もあったりとスリリングなエリアもありました。
ただ、白谷で鍛えられたバランス感覚(?)で難なくクリアー、
かつてこの森の中で林業を営んでいた人達の住居のエリアへ。

GIMG_3520.jpg

中学校の跡などを経由すると、線路内に板が貼られてだいぶ歩きやすい道に。
ただ、ここからもひたすら一本道、延々とトロッコ道が続きます。 雨も強いので黙々と歩きつつ、
曲作りのアイデアなんかを考えていましたw
雨に打たれながらの森の中をただひたすら進んでいく雰囲気というのも
なかなかインスピレーションが沸いてきて楽しいですね。



途中、仁王杉という立派な縄文杉もありました。
目印らしい目印もなかったので、近場を通りかかっていた別の一行の
ガイドさんの説明が無ければ恐らく気付かず進んでいたものと思われるw

トイレのある休憩エリアにたどり着き、ようやくトロッコ道が終わり、ここからは本格的に登りの道に。
ここからは更に霧も深まり、幻想的な屋久島の原風景が楽しめるようになりました。
まあそれでも、ハアハアいいながら登って行きましたが。

中腹へ近づくにつれ、樹齢2000年の大木ながらも、
2年ほど前に倒れてしまい今は切り株近くまでしか残っていない翁杉
個人的には縄文杉よりも存在感のあった、崖に宗全と佇む大王杉
それ以外に名前も付けられていないような奇妙な木、大きな木があちらこちらで見つけられました。
(下記の写真は大王杉です 霧のおかげで凄くいい雰囲気。)

GIMG_3560.jpg

翁杉は手で触れくらいの距離に立っていて、その大きな姿を見れなかったのはすごく残念ですが、
それも大きな自然のサイクルの中のひとつと考えれば納得というか、
その節目に立ち会ってるという気分はなかなか悪くないものです。

GIMG_3561.jpg

もう少し登るとウィルソン株が。
こちらも、安土桃山の時代に切られてしまい、切り株しか残っていないというところです。
これも切り株の大きさから見るに翁杉よりもひとまわり
大きいほどの屋久杉だったと思われるところですが、
切り株の中から上を見上げるとハート型に見えるポイントがあることから、
リア充向けには逆にちょうどいい話の種と撮影スポットとして愛されている場所です。
周りも少し開けているので、休憩のエリアにもなっていました。

GIMG_3548.jpg

ところで、ウィルソン株や翁杉に限らず、
「切られていなければ見応えのある屋久杉だったのだろうな」

という切り株や切られた跡など、たくさん見ることが出来ました。
以前に、屋久島の林業優先か、自然保護か、という話題の
プロジェクトX(の、ダイジェスト版)をみた事がありました。

恐らくはその当時の伐採の跡なのかなという
選択次第では、あらかた大きな杉が伐採されていた屋久島の風景もあったのでしょうか…



この先は更に深い森へ、ある程度木の板などで整備されているものの、
延々と上に上っていく道のために結構ヘトヘトになりながらも進む。
そうこうしてると、意外とあっさり縄文杉の展望台へ辿り着きました。
(あっさりって言っても、もう5時間は歩いてますが)

GIMG_3545.jpg

縄文杉、噂どおりの大きさ、
カメラで撮影しようにも想像以上に高さがあるために写真を撮ったとしてもその大きさを
うまく伝えられそうにないです。 縄文杉に限らず、写真だけだとスケール感は
白谷雲水峡も、太鼓岩も、その他の屋久杉も全て本当の壮大さは伝えられないと思いました。

GIMG_3448.jpg

ただ、縄文杉は保護の観点から展望台よりは近づけないために、
本当の大きさは体感出来なかったんじゃないかなあとも思いました。

個人的には、これの手前にある大王杉の方が佇まいというか
山の斜面に大きく立っているそのが、好きかもしれないです。



さて、時間としてはお昼頃、縄文杉から100Mぐらいのところにある小屋で
ようやく昼ごはんのお弁当をいただきました。

体を動かすのをやめると、標高1300Mで雨も断続的に降っていることもあって
流石に寒さを感じるレベルに。 こういうときに小型のバーナーを持って来て
ホットコーヒーなんかを飲んでる人を見るとうらやましいなって思ってしまいますねw
時期にはよるとは思いますけど、場合によっては冷たいお茶よりも暖かいお茶やコーヒーを
保温性のあるボトルに入れて持ってくるといいなあと思いました。

GIMG_3588.jpg

さて、山登り後は勿論山下りがあるわけで、再び5時間の道を戻っていくことにw
降りていくのは降りていくので、なかなか足が辛いものがありますが
再びトロッコ道に降りてくる頃にはだいぶ雨もやみ、間もなく雨も完全にあがりました。
そうこうしてるうちに晴れ間も見えてきて、トロッコ道の道が行きの大雨と
鬱蒼とした霧の雰囲気とは違ってハイキングコースのような趣に。

「ずっとこんな感じだったら良かったのになあ」とか思ったりはしましたが、
そこは天気の変わりやすい屋久島、むしろ晴れ間も見せてくれただけありがたいと思っておきます。

GIMG_3455.jpg

しかし、トロッコ道往復ほぼ5時間、流石にひとりだと飽きますね!
終盤はもう「まだ続くのかい!」とかひとりでつぶやいてたりしました。
実質距離としては、往復22kmぐらい歩いたことになるようです。



荒川登山口について、森の保護の募金のお礼として屋久杉のストラップをいただき、
帰りのバスに乗り、記念館で次のバスを待つのですが…
だいたいがここから車で帰ったり、集団客だったりと、しかも人里(?)に降りてきたこともあってか
終わってみるとものすごい孤独感が襲ってきてしまって恐ろしかったですw
天気も晴れて夕焼けが見え始めた中、周りに誰もいない駐車場でひとりでバスを待つサマは
想像以上に辛かったですね…山の中だと、ひとりで歩いてても全然気にならなかったのに。

これで屋久島の旅が終わってしまうという寂しさもあったのかなという気は、します。
宿に帰り着いたのが夕方5時ごろ、シャワーを浴びて泥のように眠りへ…

…付くかと思いきや、何故か体力はまだ余っていたので一応晩御飯を食べに
ちょっと歩いて、ラーメン屋まで行ってみたりしてました。
黒い麺が特徴の豚角煮ラーメンだったのですが、味は、まあまあでしたねw



そして最終日、遠出の最終日は悲しいくらいに快晴になるというジンクスが発動。
ちくしょー、またか!w

突き抜けるような青空の下、スーパーネイチャー屋久島に別れを告げ、
行きと同じくトッピーに乗って帰り道の途へ。
行きの荒れた海とは打って変わって美しい夏の海でした。

GIMG_3461.jpg

お土産として、申し訳程度によもぎ煎餅と自分用に屋久杉の箸とストラップを購入していきました。
空港ではまた自分用に黒豚のソーセージを購入。 自分のためのモノしか買ってないな!?w

GIMG_3466.jpg

ほぼ1年間分ぐらいの湿気を浴びた5日間だったような気がしますが、
念願の屋久島、初めての一人旅、運転も思う存分出来たし色々と貴重な体験出来てよかったです。
お目当てはほぼ見れたということもありますが、別に意図したわけではないのですが、
今回は千尋の滝や黒味岳には立ち寄らなかったので
またどこかで機会と余裕があれば行きたいですねぇ、今度は天気のいい日にも登ってみたいなぁ。



前回:2012/10/17 世界遺産 屋久島の旅 - day3 屋久島一周ドライブ Untones 2.0

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